リゾートファッションに挑戦、スキッパー型のニット・ポロシャルを着こなす

2020/07/13

モテる男の1万円服装術20200701/polo2

7月1日から東京ディズニーリゾートが再開しました。日本のレジャー産業を牽引する施設の再開は、ウィズ・コロナ時代を生きる私たちにとって明るいニュースです。自由に移動できない日々から解放され、新時代の明るい日常がやってくる予感があります。もちろん、ソーシャル・ディスタンスを保つことを忘れてはいけませんが、今後展開が見込まれる「Go Toトラベルキャンペーン」なども踏まえ、気分を変える意味からも「リゾートの着こなし」を考えてみましょう。


都市型リゾートに映えるポロシャツ

長引く自粛により、今年は春を飛ばし、冬から突然初夏がやってきたような気分です。例年と違って衣替えのペースがつかめず、「毎日、似たような恰好になってしまう」という悩みを50〜60代のクライアントから聞きます。そこで、初夏・盛夏・晩夏というように「夏を3つの時期に分割して服選びをすると、うまくいく」こともお伝えしました。


これから盛夏に突入します。今から晩夏まで着られる「都市型リゾートに映えるポロシャツ」について、今回はお伝えします。


一般的にポロシャツといえば、鹿の子編みと呼ばれる通気性がよい生地感でつくられています。テニスやゴルフなど運動に最適なポロシャツは、目の細かい鹿の子編みでスポーティーな雰囲気で素敵ですが、リゾートの印象は薄いですね。


そこで、リゾート感あふれる「ざっくり感が強めのニット編みポロシャツ」をお勧めします。従来のポロシャツと同じような価格帯ながら、ラグジュアリーな大人の雰囲気になります。

ざっくり感が強めのニット編みポロシャツ

Tシャツもポロシャツも、ざっくりしたニット編みにするだけで、綿100%のグレード感がアップします。


さらに、ニットポロシャツをこなれた感じに見せるデザインは、ボタンが付いてないスキッパー型です。


ポロシャツに本来付いているボタンが付いていない代わりに、首元のV字が浅く設計されています。つまり、留めるボタンが付いていなくても、きちんとしたイメージを保てます。VネックのニットTシャツに襟が付いたような大人の雰囲気を出せるのです。


ただし、サイズ感には気を付けましょう。ざっくり感が強い生地は、一般的なポロシャツ以上に柔らかいため、乳首が浮き出やすいのです。そのため、ピタッとし過ぎないサイズ感を選びます。


この夏、素敵な服を着てリゾート地に出向いてみてはいかがでしょうか。服を変え行動を変えると、気持ちも自然に変わります。この変化が活力の源になることは間違いありません。

モテる男の1万円服装術20200701/polo2

一般的なポロよりざっくりした鹿の子編みのETONNE(エトネ)スキッパーカラーニット(税別7800円、UNIVERSAL LANGUAGE)

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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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